健康診断などで尿中に蛋白がでていることで当院を受診される方が多くいらっしゃいます。
原因として、糸球体腎炎や糖尿病、高血圧(腎硬化症)が重要です。
思春期などのお子さんの場合は、起立性蛋白尿という良性の蛋白尿もあります(この場合、起床時の尿では基本的に蛋白尿はありません)。
蛋白尿の程度(1日量)や血液検査、年齢などを考慮し必要に応じて腎生検という腎臓の組織検査を行い、その原因に応じた治療を行います。
腎生検などの組織検査が検討される場合は腎臓内科の先生が主となって、その検査や必要な治療を行います。