扁桃炎や咽頭炎などのいわゆる風邪にかかったあと(特に連鎖球菌)や、SLEやIgA腎症など遺伝・免疫の病気で発症する、糸球体(腎臓のなかの血液をろ過する部分)の炎症のことです。
糸球体腎炎を発症すると、通常尿中に通常は出てこない尿蛋白や尿潜血が出現し、足がむくんだり、血液検査で腎機能障害を起こしたりします。
尿検査や血液検査でこの病気を疑った場合は、診断確定のために腎生検という腎臓の組織検査を行い、その原因に応じた治療を行います。
腎生検などの組織検査が検討される場合は腎臓内科の先生が主となって、その検査や必要な治療を行います。